この恋誓います

次の日、朝早くに目が覚めた。

まだしんどさが残っては、いるものの昨日より全然動ける。

ベッドから立ち上がってみた。

目眩もない!!良かった……。

部屋を出てお父さんとお母さんの様子を探してみた。

今は、朝の5時半

この時間だったら家に居ることが多いのだけど………………


………………お父さんもお母さんも居なかった。


私のお父さんとお母さんは、こども園を経営している。

ホントだったらいると思うのだけど

居ない………

ふと、テーブルの上に目をやると

こども園の予定表

と書かれた紙が見える。


そこに書いてあることを読む限り

どうやら今日は、運動会前日らしい


そっか……。準備してるのか……


再びベッドに戻り布団に潜る。

まだ気分は、完全には、優れていないから……





あれから寝たのかな…?

時計を見ると8時半。

学校遅刻しちゃう!!

と、とりあえず準備しなきゃ

と立ちあがったら5時半起きたときは、どうもなかった貧血が起こる

それで近くの棚の上に手をおいたため、その棚の上から物が落ちる音が家中に響きわたった。


そしたら、

『大丈夫か?』

えっ?

そこには、貝先生……

『が、学校は?』

『姉貴に任せました。』

なんてニコーとする貝先生

『それより何でうちに?』

『礼斗から借りました』

『目的は、?』

『看病です。
だってお手伝いさん居ないととても大変でね\(^o^)/』

なんて言っては、いるけど楽しそう

『ただの風邪だし、全然大丈夫ですよ』

なんてこのときの私は、甘く見ていた。



〜〜そして貝先生に看病され、夕方4時半


熱は、上がらなかった。
でもそれと同時に下がらなかった。


『熱さがんないから、病院いったほうが良い』

『大丈夫だって』