「バ、バスクラ志望?!」
「ベースに興味があるんだって」

よっしゃぁぁ!
このまま後輩ゲット☆
…なんてね
でも後輩来ないと来年バスクラいなくなる
めっちゃ大事なのに!
よしっ
頑張ろっと

「おー!いいよ!吹こ!」
「それじゃあ…」

なりご惜しそうに一年生を見るトランペット の子。
え、やらん((

「よーし!楽器取りにいこっか!」

私はそう言って一年生の顔を見た

「…わぁお、顔面偏差値たっかぁ」

めっちゃ美少年
サラサラの黒髪に吸い込まれそうな黒い目
黒すぎて青に見えてくる
白い肌に身長は175…くらい?
154の私にはデカくてしょうがない

「?どうかしました?」
「おわっ」

少し屈んでジッとみる美少年くん
成程、身長154に対しての煽りか()
でも近くで見るとやっぱりイケメンで

「…腹立つっっぅぅ⤴︎」
「え?」

ハイスペックかよ
どんな後輩が来ても甘やかすとか嘘です、はい
無自覚煽り君は甘やかさない((

「まぁ、行くよ,ほらっ」
「…あの」
「…黙ってね?」

背中を押して前に進もうとしたんだけど

なんで動かないんだこいつ

「歩けよ」
「あ、はい」


…ちょっと胸が当たったから顔を赤くしてるのは笑ったね((