それでも、君がすき。



「小花ちゃんっ!」

「え?」

「小花ちゃんも一緒に、行こ?」

私が声をかけたことに驚いたのか、移動教室に誘われたのに驚いたのか。

口が開いてるよ〜!


「うん!行く!」


4人が前を先に歩いて、小花ちゃんと私が後ろを歩いていると、

「未南ちゃん、ありがとう。」

ニコってしながらそう言ってくれた小花ちゃん。

「ううん!あ、あのね、私、小花ちゃんに聞きたいことがあって…。」

「うん、なあに?」

小花ちゃんは私の次の言葉を聞き逃さないようにしっかり目を見て聞いてくれる。


「小花ちゃん、いや、こはちゃん、だよね…?」


こはちゃんと呼ばれるとさっき声をかけた時よりも大きく口を開いて驚く。


「っ未南ちゃん、覚えてた、の?」

「えへへ、昨日思い出したの、ごめんね…。」

こはちゃん、ごめんね。

「未南ちゃんー!!!」

少し涙目になりながら抱きついてきたこはちゃん。

「え!?なになに!?どーしたの!?」

4人が慌てて私たちのとこに駆け寄る。