少し机に伏せていると、寝ていたみたいだ。
15時。
楓「コンッコンッ、っ、」
余計に体が熱くなったみたいで身体がだるい。
楓「ケホッ、」
解熱剤を取りだし水で飲んだ。
ドアのノック音が聞こえ旭が入ってくる。
旭「お疲れのところすみません。チーム編成を考えてみたので確認をと思いまして。」
楓「ん、」
目を通す。
チーム長は柳か。
まぁいいだろう。
向こうとの兼ね合いがあるし、
楓「なぜ齋藤をいれた?彼はDe Parisの方でチーム副長をしている。」
旭「月島様と似たセンスをしていらしたので。」
楓「そうか。それならいい。これに、ケホッケホッ、しよ、ケホッ、」
旭「はい。大丈夫ですか?、」
楓「あぁ。大丈夫だ。」
そう言いながらも内心焦っている。
旭「宜しければ医者をお呼びします。」
楓「医者はいい、」
旭「馬鹿言わないでください。酷くなってからは遅いのです。」
楓「酷くならないから大丈夫っ、ケホッゲホッ、ヒューヒューハァッ、ケホッゲホッ、」
旭「どの口が言ってるんですか。早く呼びますね。」
楓「ゲホッゲホッケホッ、ヒューヒューハァッ、ケホッ、ハァッ、ヒューヒューハァッ、」
旭「喘息ですか、?吸入器などはありますか?」
鞄を指さす。
旭「これですね、」
