あたしは急いで入り口付近のロッカーに向かい、荷物を取って戻った。
やはりスニーカーだとこういう時走れるから良い。
思ったより時間がかからずに戻って来られたので、あたしはまた待ちぼうけとなった。
あたしのことなんか見向きもせず通り過ぎていく人々のうち、気になった人を目で追う。
20代の女性はカレシと来ていたのだがはぐれたらしくスマホ片手に右往左往していたのだけれど、やがて長身の男性が現れ、腕を組んで楽しそうに人混みの中に消えていった。
相手の男性がどう見ても4、50代で、巷で噂のパパ活かと疑ってしまった。
もし違う時のために今のうちに心の中で謝っておこう。
次に目に入ったのはこの遊園地のマスコットキャラクターのバルーンを持った女の子だった。
木に止まった蝉を見つめて鳴き声を真似している。
両親か祖父母でも待っているのだろうと思い、しばらく見ていたのだけれど、一向に現れない。
そして、あたしの連れも誰も現れない。
これは...あたしが話しかけるしかないってことだ。
もし迷子なら、一応歳上だし、高校生として迷子センターに連れていく義務があると思う。
あたしは怪しまれないように帽子を取ってからピンクのワンピースの少女に近づいていった。
やはりスニーカーだとこういう時走れるから良い。
思ったより時間がかからずに戻って来られたので、あたしはまた待ちぼうけとなった。
あたしのことなんか見向きもせず通り過ぎていく人々のうち、気になった人を目で追う。
20代の女性はカレシと来ていたのだがはぐれたらしくスマホ片手に右往左往していたのだけれど、やがて長身の男性が現れ、腕を組んで楽しそうに人混みの中に消えていった。
相手の男性がどう見ても4、50代で、巷で噂のパパ活かと疑ってしまった。
もし違う時のために今のうちに心の中で謝っておこう。
次に目に入ったのはこの遊園地のマスコットキャラクターのバルーンを持った女の子だった。
木に止まった蝉を見つめて鳴き声を真似している。
両親か祖父母でも待っているのだろうと思い、しばらく見ていたのだけれど、一向に現れない。
そして、あたしの連れも誰も現れない。
これは...あたしが話しかけるしかないってことだ。
もし迷子なら、一応歳上だし、高校生として迷子センターに連れていく義務があると思う。
あたしは怪しまれないように帽子を取ってからピンクのワンピースの少女に近づいていった。



