白石絆奈、矢吹晃太、雨谷凪夏。
2度と会うこともないと思っていた3人が今こうして同じ場所で同じ時を過ごしている。
これはきっと...奇跡なんだ。
あたし達3人が、蛇行しながらも真っ直ぐに歩きたいと願い、重い足を1歩ずつ前に前に出して着実に進んできた軌跡なんだ。
あたしは顔を上げて矢吹くんを見つめた。
彼もこっちを見る。
いつも髪の毛で良く見えなかった瞳が今はちゃんと見えている。
そして、そこには光が...意思が宿っている。
真っ直ぐ前を見据えるその眼差しに嘘はこれっぽっちもない。
だから、あたしはここから...始めたい。
「矢吹くん、あの時はごめんなさい。それと、今までありがとう」
「いや、こちらこそ本当にごめん。雨谷さんの言葉に救われたからここまで来られたんだ。感謝しても仕切れないよ」
「ならさ、そんな君の恩人のお願い聞いてくれる?」
「えっ?」
あたしは彼の前に右手を差し出した。
「今までのことはなかったことには出来ないけど、あたしは君を恨むのも自分を悔いるのも今日で終わりにしようと思う。今日からまた新しい自分の始まり。そんな始まりの日に1つお願いがある。
あたしと...友達になって」
2度と会うこともないと思っていた3人が今こうして同じ場所で同じ時を過ごしている。
これはきっと...奇跡なんだ。
あたし達3人が、蛇行しながらも真っ直ぐに歩きたいと願い、重い足を1歩ずつ前に前に出して着実に進んできた軌跡なんだ。
あたしは顔を上げて矢吹くんを見つめた。
彼もこっちを見る。
いつも髪の毛で良く見えなかった瞳が今はちゃんと見えている。
そして、そこには光が...意思が宿っている。
真っ直ぐ前を見据えるその眼差しに嘘はこれっぽっちもない。
だから、あたしはここから...始めたい。
「矢吹くん、あの時はごめんなさい。それと、今までありがとう」
「いや、こちらこそ本当にごめん。雨谷さんの言葉に救われたからここまで来られたんだ。感謝しても仕切れないよ」
「ならさ、そんな君の恩人のお願い聞いてくれる?」
「えっ?」
あたしは彼の前に右手を差し出した。
「今までのことはなかったことには出来ないけど、あたしは君を恨むのも自分を悔いるのも今日で終わりにしようと思う。今日からまた新しい自分の始まり。そんな始まりの日に1つお願いがある。
あたしと...友達になって」



