文化祭は金曜と土曜の2日間かけて行われ、2日目が一般公開日になっている。
1日目の朝、カーテンを開けて驚いた。
雲ひとつない青空が窓の向こうのそのまた向こうまで広がっていた。
これ以上ないくらいの文化祭日和。
それに加え、10月だというのに25度という真夏日。
クラスのカフェメニューでは、その暑さのせいかクラスの雰囲気をイメージして作った太陽ソーダがバカ売れし、逆にホットドリンクが悲しいくらい売れていない。
しかも皆飲み物だけ頼んで軽食を頼まないで帰って行ってしまう。
調理係が5人しかいないからてんやわんやするかと思ったら、逆に暇を持て余し、エアコンの効いた家庭科室で欠伸をしながら作業する始末だ。
家庭科室から作り置きのクッキーを運んでいる時にちらっとカフェ仕様になった教室の中を見ると、黒板の前のスペースが異様な盛り上りを見せていた。
ただのカフェではつまらないからと、接客チームを4チームに分け、接客をしていないチームが交代でダンスや歌を披露することになったらしい。
それで今は女子Bチームが最近流行っているというアイドルの歌を曲に合わせて踊っている。
流行に疎いあたしでも聞いたことがあるJポップに思わず聞き入ってしまう。
そのセンターにいるのは、もちろん日葵。
いつだって彼女は皆の中心にいて明るく照らしてくれる。
小さな身体を大きく見せようと手足をぐんと伸ばし、力いっぱい踊っている。
その姿を真剣に見つめていると、後ろから声を掛けられた。
「凪夏ちゃん、そろそろ私達休憩だから、一緒に回らない?」
「もうそんな時間だったんだ。いいよ。一緒に行こう」
あたしは西村さん達に料理を任せ、1時間の休憩タイムに入った。
1日目の朝、カーテンを開けて驚いた。
雲ひとつない青空が窓の向こうのそのまた向こうまで広がっていた。
これ以上ないくらいの文化祭日和。
それに加え、10月だというのに25度という真夏日。
クラスのカフェメニューでは、その暑さのせいかクラスの雰囲気をイメージして作った太陽ソーダがバカ売れし、逆にホットドリンクが悲しいくらい売れていない。
しかも皆飲み物だけ頼んで軽食を頼まないで帰って行ってしまう。
調理係が5人しかいないからてんやわんやするかと思ったら、逆に暇を持て余し、エアコンの効いた家庭科室で欠伸をしながら作業する始末だ。
家庭科室から作り置きのクッキーを運んでいる時にちらっとカフェ仕様になった教室の中を見ると、黒板の前のスペースが異様な盛り上りを見せていた。
ただのカフェではつまらないからと、接客チームを4チームに分け、接客をしていないチームが交代でダンスや歌を披露することになったらしい。
それで今は女子Bチームが最近流行っているというアイドルの歌を曲に合わせて踊っている。
流行に疎いあたしでも聞いたことがあるJポップに思わず聞き入ってしまう。
そのセンターにいるのは、もちろん日葵。
いつだって彼女は皆の中心にいて明るく照らしてくれる。
小さな身体を大きく見せようと手足をぐんと伸ばし、力いっぱい踊っている。
その姿を真剣に見つめていると、後ろから声を掛けられた。
「凪夏ちゃん、そろそろ私達休憩だから、一緒に回らない?」
「もうそんな時間だったんだ。いいよ。一緒に行こう」
あたしは西村さん達に料理を任せ、1時間の休憩タイムに入った。



