イノセント*ハレーション

夜風がこの気持ちごと、

この胸いっぱいの感情ごと、

さらってくれたなら。

そう、思った時...。

ふわりと優しい風が頬を撫でて、そよそよと草木を揺らす安らかな音が耳をよぎった。

霞む視界の奥にやはり月があって、

胸の引き出しから記憶が溢れて脳裏に甦って、

思い出した。


きっと、あの日...