「私も、龍基くんに会えてよかった。これからも一緒にいてくれる?」

頬が熱い。恥ずかしい。
でもそんな恥ずかしさなんて忘れちゃうほど龍基くんに伝えたいと思ったから。

「当たり前。」
2人の距離がグッと近づく。
頭に添えられている手、吐息。全部に集中して周りの音なんて聞こえないぐらい。
そして、そっと、唇が触れた。