Love Sweet December甘い甘い12月の恋

「だって──さっきの続き…
したかったんだろ?」


拓斗は私の耳元でぼそっと囁く。


バカっ!!
違うもん!!


拓斗の変態!!


「この馬鹿!!変態男っ!!」


そう拓斗に向って叫び、手を振り切って
私は走り出した。


違うもん…
違うもん…


私はただ──拓斗と2人でもっとしゃべりたいだけだもん!


──グイっ!!


「お前……いきなり走り出すなよ!」


私は、腕を思いっきりつかまれ
その勢いで、拓斗の腕の中にすっぽり包まれた…


今までで一番温かい──

拓斗の鼓動を背中で感じる……


どうしよう?
ドキドキが──伝わっちゃわないかな?