は〜い。ということで、学校にとうちゃ〜く。

で、遅刻したんだから当たり前なんだけど…。

勿論、門は閉まっております。

ということで、毎度のことながらいつもの道へと…………。


ガチャガチャ


ん?


ガチャガチャガチャ


あれ〜?


ガチャガチャガチャガチャガチャ   ドン!!


開かないんだけどぉ〜!

え〜い、直接聞いてやる!

purururururururu purururururururu

「おう、どうした。何かy「開かないんだけど。」…は?」

「だ〜か〜ら、あの扉が開かないの〜。」

「そりゃそうだろうな。」

訴えていると、驚くようなことをあっさり言った。

「は?」

「だって俺、今日は学校にいないからな。」

「何処行ってるの〜。」

「野暮用だ。」

「あっそ。ねえ、どう入ればいい〜?」

「あっそ、て………。優真にでも開けてもらえ。じゃ、俺は切るぞ。」

「ちょっ!…あ〜あ、切れちゃった。優真くんか〜。出るかな?」

purururururururu    purururururururu

「もしもし、どうしました?」

「あ、優真くん。あのね、学校に来たんだけど、あの扉の鍵が閉まっているの。蒼に訊いたら優真くんに開けてもらえって言われたから……。」

「わかりました。開けに行きますね?少し待っててください。」

そうして電話は切れた。