夜の繁華街は、昼間とは違い、様々な危険がある。

…な〜んて、格好つけてみたけど、私のキャラじゃないからやめよ〜。

まあ、危険だってことは事実だけど。

…って、そんなことどうでもいいか。

コツコツコツコツコツ コツコツコツコツコツ

………ん〜、ところで、どこなんだろ〜な〜。

愁ちゃんが言うにはここらへんなはずなんだけど……。

コツコツコツコツコツ コツコツコツコツコツ

……………………。

だぁ〜、もう何処だよ!なにもないじゃないか!愁ちゃん、騙したな!

よし、引き返そう。今日はもう寝よう。

勝手に一人で納得した私は引き返した。

……いや、正確には引き返そうとした。





「み〜つけた。」





目的の場所は最初から、目の前にあった。




(………。いやっ、どんなオチだよっ!by作者)