ナースステーションにもどると伊月先生がいた


伊「ほかのみんなは呼び出されて出ていったよ」



「分かりました、ありがと」


伊「おう」




奥で整理でもするか、






ドクンッ



っ、



「ッッッ!!」


いっ、た、




「ッウッ...クッ」





伊「岬、?」




あっ、伊月先生がいたんだ、やば、隠してたのに



ばれる






伊「大丈夫か、!?」


「だ、いじょ、ぶ」


正直話すのもきつい

でも心配かけるわけには



「イッ」


いっっ、た、い



心臓ら辺を掴んで痛みに耐える




伊「心臓...、か」





必死にポケットに手を伸ばす




伊「ん、これか

くちあけろ」




ニトロを出してくれてなんとか発作はおさまった




「ありがと、ござ、います、 ハァ ハァ」



伊「ニトロ...。狭心症、か」




「...、はい、」


伊「このこと他の奴らは」



「っ、、知りません、」



伊「まぁ発作起きたらあいつらがパニックになるだろうから早めに言っとけ。あと心臓に負担がかかるようなことは絶対するなよ。食べ物とか飲み物にも気をつけろ」



「...はい」




僕の主治医みたいなこと言う




発作の原因は


あの時走っちゃったからかな、




伊「病院は」





「行ってます」



伊「そうか。極力走らないように気をつけろよ」




「はい、ありがとうございます」



伊「おう、なんかあれば誰かに頼れよ。俺でもいい、仲間も。絶対助けてくれるから」



「...はい、」