♪〜
ん、PHSなった
「はい小児科の岬です」
「あっ岬さんごめんね、307号室の藤井竜也くん探してくれる?」
「っ、分かりましたすぐ探します」
たつやくんは喘息を持っていて、もし逃げるために外へ行っていたり走っていたら、まずい
「たつやくん!たつやくーん」
名前を呼びながら走り回る。
"自分があまり走っては行けないこと"を忘れて。
たつやくんは活発な子だから...
っ!
まさか近くの公園、とかないよな、?
「たつやくーん!」
お願い返事してくれ、
竜也「りとくん!」
いたっ
「竜也くん大丈夫?どうしたの?」
竜也「あのね、学校のお友達が一緒に遊ぼって」
「そっか、病室の、中であそぼうね」
この言葉がどれだけ辛いか僕は知ってるのに、
竜也「おそとがいい、」
遊びたいよね、みんなと同じように。
でも竜也くんのためだから、
竜也「ぅー、あそびたい、グスッ」
まずい泣いたら発作が
喘鳴も近づいたら聞こえるくらい
PHSで連絡、
「岬です、竜也くん病院を出てすぐの公園にいました。走っていたみたいで少し喘鳴聞こえるのですぐ病院連れていきます。」
「ありがとう、」