結局退院は許されず


何日かして、入院にも慣れたころの夜


夕食が配られた。


もともと少食でこんなには食べられない。



ストレスと疲れもあってか今日は半分もたべられなかった。




小児科のナースステーションはなぜか他の科より優秀なナースが多いけどみんな何かしらを抱えていることが多い、



病気や、過去に囚われてる人、今現在も苦しんでいる人がほとんど



だから患者さんの苦しみもわかるし子供の複雑な気持ちの変化にも敏感に気づく





みんな優しくて優秀なナース




少しの体調の変化にも気づくからパニック障害を持っている私の発作の時はすぐ気づかれてしまう。



まだ見られたことは無いけど、自分も発作時は記憶が無いからどうなってるかわからない。



だから心配かけたくないし気づいて欲しくない






隼「もか」



「ん?」



隼「体調悪い?」



「いや?いつも通りだよ?」




隼「それ、もっと食べれる?」



私の半分も減ってない夕食を指さして言った



「今日動いてないからお腹減ってないんだよねー」



隼「そっか、明日から院内歩く?」



「大丈夫だよー笑 明日には多分仕事戻れる!」



隼「ほんとか?まぁ無理しない程度にたべな?」




「はーい」




返事して隼斗の夕食を見たら完食してた。

びっくり、すご




でも若干隼人 顔面蒼白なのは気のせい、?