ｺﾞﾝｯ
「ｯ、…強ぇな。さすが、総長様」
光「びびって逃げた副総長様よりか強ぇよ。あの後もひたすら練習してきたからな」
光の動きが鈍い。
激しく動いていたから熱が出たか。
「気が済んだらもう寝とけよ」
光「あ？お前反省してねぇのかよ。」
「反省はしてる。気が済まないならまだ殴る？」
光「恐くねぇのか？」
「俺が悪いから」
光「はは、それじゃあやらせてもらおうかな」
「熱下がったらな。さすがに今やられても」
光「っ、くそ」
「もう俺は逃げないから。熱下がったら呼べ」
光「……ん」
「看護師としての俺には素直に従えよ？じゃないと困るのはお前だからな？」
光「分かってるよ」
ナースコール押すか
看「はい、どうされました？」
「小児科の杉崎です。503の光さん熱高いんで点滴とあと兄貴、伊月先生呼んでください？」
看「了解です」
看「持ってきました、あと任せていいですか？」
「はい、ありがとうございます」
伊「光さん大丈夫ですか」
光「…はい」
伊「熱はかれますか」
光「、はい」
「点滴うちますね、失礼します」
伊「じゃあ安静にしといてください。何かあったらナースコールで知らせてください」
光「はい」
伊「失礼します」
