「俺は、ずっと前から、桜だけが好きだよ」




はっきりと聞こえた言葉。



それだけで私はいっぱいいっぱいになってしまう。




「えっ、いつからって、え?本当に……?」




かっこよくて俺様で、いつも何考えているか良くわからない嵐くん。


そんな嵐くんは私を好いていてくれてたの………?




「桜が俺のこと嫌いなのは分かってる。けど俺は桜が好きだ。桜が欲しい。」




ちょっ、欲しいって……っ!!


分かんない、嵐くんに好かれる要素は私にはないよ………