「ふふっ、良かったぁ……合ってたんだね」 「……なにがだよ」 「え?だって嵐くん、そのパン笑顔になるくらい好きなんでしょ?」 選んで正解っ! 「は???」 表情が固まる嵐くん。 もう、隠さなくていいのに〜……… こうやって少しずつ、小学生の時に知れなかった嵐くんを知って 仲良くなれたらいいなぁ、なんて思って私の分のお弁当を開いてたら、 目の前が急に暗くなった ここは空き教室、2人きり。 ズラッと並んでる机と椅子を並んで座ってた私たち。