ドSな天才外科医の最愛で身ごもって娶られました

 ホテルからは仕事を続けたい意志があるなら、マタニティ用の制服を用意してサポートするっと言われていたのだ。

 双子じゃなければ、続けさせてもらったかもしれない。

 でも双子には安定期がないと先生に言われたときから、辞めようと決めていた。

 私は彼の支えになりたいと思っている。

 くたくたになって帰ってくるのに、私の心配までさせてはかわいそうだ。なにしろ心配性だから。

「最終日にスイートに泊れてうれしいかったよ。ありがとう」

 目を細めて彼は笑う。

「一生忘れない最終日になりそうだ」

 そうね。必死の形相で助けに来てくれたあなたの雄姿を、私は一生忘れないわ。