「昨日の宿題、 ちゃんとやってきた?」 「え…?」 少女は驚いたように小さく声を発した。 (こいつ、昨日言ったこと 忘れてんのかよっ!?) そう少し落胆したとき、俺の目の前に彼女は、おずおずと何かを差し出してきた。