「…先生!」 後姿の彼をみつけ、私は声をかけた。 「ん?おー…、 春日、どした?」 「あ、あのね…先生…」 【私、受験が終わったら… 先生に告白する】 あの寒い雪の日、私は先生を想いながらそう決心した。