あれから靴を履いて要さんに春翔との思い出の場所に連れて行ってもらった。




華奈 「要さんありがとう」




要 「いえいえここで待ってますんでゆっくり散歩してきてください」





春翔と2人で車をおり思い出の場所に向かった





向かっている途中




春翔 「華奈はなんであの時泣いたの?」
と聞かれ




華奈 「分からないけど多分私のためにモデルをやってるって言う奏太の顔を見た時に辛くなったの…奏太って最初はネットで悪口ばっかり書かれて人気が全然無かったでしょ?奏太が私を好きにならなかったらモデルなんてしなくて済んだのにって思っちゃって」






春翔 「華奈 それは違うと思うよ?華奈は私と幼なじみじゃなかったらって思ってるんでしょ?」




静かに頷く






春翔 「華奈のせいじゃないよ?奏太くんが誰を好きとかなんて華奈は最近まで知らなかったでしょ?奏太くんをテレビで見てると心から楽しんでるように見えるの。それはもしかしたら奏太くんの心の中に華奈の笑顔が浮かんでるのもあるかもしれないけど奏太くんのファンのおかげでもあると思うよ?」






華奈 「春翔…でも私には春翔がいるからちゃんとごめんなさいって謝るつもりだけどそれでモデルやめっちゃったら私のせいじゃん…」





春翔 「華奈大丈夫だよ。絶対奏太くんはモデルをやめないよ…華奈がモデルやめてって言ったら辞めるって言ってたけど分かった!辞めるって言った時には絶対心の中にはファンの笑顔が浮かんでくると思うよ…そしたらやっぱりやめたくないって言うと思うよ?」





華奈 「春翔…ありがとう!奏太にはちゃんと付き合えないって言う!さっきは涙流したまま言ったから今度はちゃんと言う!」







? 「華奈!」
と呼ばれ振り返ると







走ってくる奏太がいた






華奈 「奏太!ちょうどよかった!奏太と2人で話したいことがあったの!」






春翔 「行ってきな^^ここで待ってるね」
と優しく言ってくれた






2人で違う場所に移動した





華奈  「さっきは泣きながらだったから今度はちゃんと返事する…ごめんなさい…奏太とは付き合えませんけどモデルは辞めないで…」






奏太 「ありがとう…ちゃんとふってくれて。大丈夫だよ^^モデルはやめない…さっきはあんなこと言ったけどあの後華奈ママに言われたんだ最初は華奈のために始めたけど今はファンがいるでしょ?ファンのことを1番に考えてあげなさいってそう言われた時に俺はモデルをやめたくないって思ったよ^^」






華奈 「良かった…これからは幼なじみでいてね!」
と笑顔でいい2人でバイバイって手を振り私は春翔のところに戻った。