部屋に行き荷物を詰めようとした時に電話が鳴った



春翔 「華奈の携帯鳴ってない?」




ママ 「真斗くんなら出ちゃだめよ」





華奈 「真斗じゃないよ奏太からだ」





ママ 「奏太くんって幼なじみの?」




華奈 「うん…そうだよ」




ママ 「転校してきたの?」





華奈 「うんそうだよ」





ママ 「奏太くんに久しぶりに会いたいわ!!」






華奈 「また今度春翔と一緒に連れてくるね」





そう言いさっきの奏太からの電話に出れなかったので折り返し電話をした






華奈 「もしもし奏太?どうしたの?」





奏太 『もしもし!華奈!!今どこにいるの?』






華奈 「家だけど?なんかあった?」







奏太 「家なの?今から行くね!」
そう言うと電話がきれた





ママ 「奏太くんなんて?」





華奈 「今から行くって言って電話切られた」





ママ 「だったら引越しの手伝い手伝ってもらえるね!」





華奈 「引越しの手伝いの前に家は決まってるの?」
と聞くと




待ってましたの顔をしたママが




ママ 「ちゃんと決まってるわよ!近くにタワマンあるでしょ?そこの最上階よ!あのタワマンは最上階だけ一室しかないの!だから最上階は全部華奈と春翔くんの場所よ!」






春翔 「そんないい所2人で住んでいいんですか?」
と聞くと





パパ 「いいよ!だって可愛い娘のためだよ!セキュリティ万全のとこに住まないと心配で心配で!」







華奈 「はいはいありがとう」





そう話していると




ピンポーん





要の声が聞こえた



要 「奏太様お久しぶりですねお嬢様は2階におられますのでご案内しますね」





奏太 「要さんお久しぶりです!」






トントン




華奈 「どうぞ」





奏太 「華奈〜!!!来たよ〜!!」






ママ 「奏太くん久しぶりねぇ〜!」




パパ 「奏太くん久しぶりだな」


にこやかに言う両親2人





奏太 「なんで?春翔くんがいるの?」




ママ 「今日から華奈と春翔くんは同棲をするからお引越しの準備してるのそれを春翔くんにも手伝ってもらってるの」





奏太 「えっ?2人で同棲…そんなのダメ!」





パパ 「どうしたんだ?奏太くん?」






奏太 「華奈は俺のだよ!春翔くんと別れて俺と付き合って!!俺は前も言ったけど華奈のためにモデルをしてるの!華奈がやめてって言うならすぐにでもやめる!」






パパとママはポカーンと口をあけている






華奈 「だから前も言ったけど付き合うのは無理だって!後モデルの仕事を平気で辞めるとか言わないで!」






春翔 「華奈…少し2人で話そう^^」





と心配そうに言う春翔なんでそんな悲しい顔してるの?





華奈 「2人で話すってなんで?」
と聞くと




春翔 「華奈泣いてるよ?」
と言われた





えっ?泣いてる??


そう考えてたら涙が口のとこまで流れてきた
あぁ私泣いてたんだ💦






華奈 「ママ…春翔と2人で散歩してくるから引越しの準備任せてもいいかな?」
と聞くと





ママ 「うん^^いいよ…行ってらっしゃい」
と見送ってくれた




華奈 「奏太も帰って何を言われようと奏太とは付き合えないから…」

そう言い春翔と外に出た