学園美男美女カップル

数十分後にパパが戻ってきた




パパ 「じゃあ行こうか」




華奈 「パパ!なんで校長室に行ったの?」




パパ 「それについては家に帰ってから話すよ」
と言うので小声で分かったって言い窓の外を見た




ギュ




隣に座っている春翔が私の手を握ってきた





隣を見ると



にこって笑ってくれた



春翔 「大丈夫だよ」




華奈 「ありがとう」





それからも家に着くまで手を繋いでいた




華奈 「ただいま…」
と言いながら入った




ママ 「華奈!大丈夫?何も怪我ない?」




華奈 「何もないに決まってるでしょ!」






リビング




みんなで座り仕事に行ったはずの兄まで座った




華奈 「なんでにぃにがいるの?」
と聞くと



にぃに 「心配だったから帰ってきた」




華奈 「別に帰ってこなくていいよ…」






ママ 「そんなことはいいの…なんで真斗くんと今も繋がってるの?」






華奈 「…」





春翔 「僕が話します。真斗は僕たちが通ってる高校に転校してきたんです。けど華奈がいるのは知りませんでしたよ…お互いあった時はびっくりしてましたし」





ママ 「春翔くんも真斗くんと友達なの?」





春翔 「友達です。華奈と真斗が元恋人だったことも別れた理由も全部華奈から聞いてます」






ママ 「そう…春翔が知ってるならこのまま華奈を今の学校に通わすわ知らなかったら別の学校に転校させようと思ったけど…」






華奈 「…」


私はずっと黙ったまま





パパ 「パパがさっき校長室に言ったのは同棲の話の許可を貰いに行った」





華奈 「えっ?」





春翔 「へっ?」





2人は疑問顔になっている





パパ 「これから華奈と春翔には同棲をしてもらう…ほんとは高校卒業してからだったけどこんなこともあったから早めにした…ホントハイヤダケド」


と最後は小さい声で言った




華奈 「分かったよ」




春翔 「理由はあれですけど同棲が早くなって僕は嬉しいです」





ママ 「良かったわ!じゃあ今から華奈の荷物をダンボールにつめますか!」