「ではそろそろ教会に参りましょう」
チトセがそう言って、私のクローゼットからいつもの赤い軍服を取り出す。
「そうだな、では頼む」
私がいつも通り着替えて貰おうとすると、部屋がノックされる。
「入れ」
1度チトセをとめ、私がそういうと、雪女で新人メイドの淡雪 氷麗(あわゆき つらら)が顔を覗かせた。可愛らしいメイド服にフリルカチューシャをつけて、部屋の掃除に来たようだ。
「緋女様、お邪魔でしたでしょうか…」
氷麗が少し困った様子で言うと、チトセがぽんと手を叩く。
「氷麗、宜しければ緋女様のお着替えの練習を致しましょう」
「あら…それはぜひ!」
氷麗は普段ドレスの時は着せ方が分かるが、軍服は構造が難しいとの事でチトセに任せている。
しかし、今回はタイミングも良いし、軍服を着る練習をすることにした
チトセがそう言って、私のクローゼットからいつもの赤い軍服を取り出す。
「そうだな、では頼む」
私がいつも通り着替えて貰おうとすると、部屋がノックされる。
「入れ」
1度チトセをとめ、私がそういうと、雪女で新人メイドの淡雪 氷麗(あわゆき つらら)が顔を覗かせた。可愛らしいメイド服にフリルカチューシャをつけて、部屋の掃除に来たようだ。
「緋女様、お邪魔でしたでしょうか…」
氷麗が少し困った様子で言うと、チトセがぽんと手を叩く。
「氷麗、宜しければ緋女様のお着替えの練習を致しましょう」
「あら…それはぜひ!」
氷麗は普段ドレスの時は着せ方が分かるが、軍服は構造が難しいとの事でチトセに任せている。
しかし、今回はタイミングも良いし、軍服を着る練習をすることにした