禁じられた恋はその胸にあふれだす

そして、離婚届は受理され、悠真君と栞さんは、正式に離婚した。

悠真君は家を出て、仕事を辞め、私の元へ来てくれた。


「あれ?兄ちゃん、またここで働くの?」

「はい。宜しくお願いします。」

お客さんも、本当はあれこれ言っているだろうけど、今は気にしない。


私達は、3か月後。

結婚届を出して、入籍をした。

晴れて私は、大崎一花になった。


「いらっしゃいませ!」

「回鍋肉定食一つね。」

「はい、回鍋肉定食!」

いつもの日常が、戻って来る。


はっきり言って、結婚生活、甘いだけじゃない。

「いや、俺もサイドに回った方がいいって。」

「料理もやった事ないのに、できるの?」

喧嘩する事もある。

「死ぬ気で覚えれば、何とかなるって。」