禁じられた恋はその胸にあふれだす

「悠真君。」

「栞じゃダメなんです。一花じゃないと、俺生きていけないんです。」

するとお義父さんは立ち上がり、悠真君を殴った。

「悠真君!」

倒れた悠真君の側に座った。

「結婚する時に、栞を幸せにするって言ったのは、嘘だったのか!」

「嘘じゃありません!」

悠真君は立ち上がった。

「でも、結婚して栞は子供の事しか頭になかった。俺を見てくれた事は、一度もなかった。」

「結婚して、子供の事を考えるのは、当たり前の事だろ。」

「子供って何ですか?義務ですか?違うでしょう。」


もう悠真君が傷つくのが、嫌だった。

私はご両親の前で、土下座をした。


「お願いです。私達を許して下さい。」

床に額が付くくらいに、頭を下げた。

「私達、もうお互いがいないと、生きていけないんです。」

ご両親は、呆然としていた。

「お願いです。私達の愛は、真実です。」

この恋を愛と呼べないなら、何を愛と呼ぶのだろう。