川辺に着くと、自転車を止めて伊原は草むらに寝転んだ。 私はその横に座った。 「俺ら、置いてかれたな。何もかもから」 伊原は少し笑いながら、ようやく話し始めた。 「伊原は知ってたの?2人のこと」 「知ってたよ。古澤がタツキに告ったのが付き合ってた後なのは知らなかったけど。でも俺的に古澤はタツキとは付き合えてたとしてもうまくいかなかった気がする」 「落ち込んでる人に向かってなんて事を。」