「え?どした?なんかあったか?」 怒りと悔しさと情けなさでなかなか言い出せない。 「古澤、いま家?」 「家。」 「家どの辺?」 「大瀬川の花火大会やる場所から近いところ」 「今から橋の所まで行くから来い」 それだけ言ってすぐ電話が切れた。