正直、伊原と毎日のように学校でカスミの話をして、帰ってからも電話やメールで相談を聞いていた私には、2人に別れてほしくなかった。
でも2人が決めることだから見守ろう。
ーーーーー
その日の夜、着信があった。
〜♪ 22:30 【伊原】
「もしもし?」
「、、、」
「もしもし?伊原?」
「、、ぁ、、古澤?」
私は、伊原の第一声でなんの電話かすぐにわかった。
カスミは気持ちの切り替えも行動も早い。
やはり、カスミから別れを告げられて電話をかけてきたようだった。
「好きになってきたところだったのに。てか、すげぇ好きになってたのに。
俺、ろくにデートも誘えてなくて一緒にいる間の話も全然楽しく出来なくて、カスミもあんまり笑ってくれてなくて。
それなのに、学校で男と話してる姿見て嫉妬してメールでそれをぶつけたりしてさ。
まじかっこ悪りぃわ、、」
伊原はかなりショックを受けていた。
それはいつも話を聞いてきたからこそ苦しいほど伝わった。
でも、カスミが決めたことを私が無理矢理変えさせることもできない。
ただ伊原が話すことを聞くことしかできない時間だった。
