不正解しかない選択肢



その日、私たちは陽が落ちる頃まで話してた。

毎日一緒にいた私たちなのに、カスミの伊原と別れたいと思っていた気持ちに全く気づかなかった。少しずつ私たちは遠ざかっているのかと少し寂しい気持ちにもなった。


「それで、別れようって言うの?」


「うん、もう言おうかな」


「そっか。2人で話し合って決めるのがいいよ」


「そーだね。気持ち整理してから伝えてみる!」



そして私たちはその場所で解散した。