…にしても、さっきからあのウェイターさん、ずっとこっちの方見てるけど、なんだろう。


なんか変なことしてるかな?



まあいいや。


久遠「紗綾。おまたせ。」

「おかえり!」

天根「紗綾ちゃん、取りに行こ。付き添うよ。」

「ありがとう、でも大丈夫!一人で行く!」

久遠「だめだ。この中の誰かと取りに行け。」

怜「そーだよ。紗綾ちゃんは可愛いんだから!」

「でも、みんなお腹へってるでしょ?」

天根「まあ、夜あんまり食べてないからね。」

「じゃあ先に食べてて!取ってくるね!」


あちこちにシェフがいる。


わ!あそこにオムレツある!作ってもらって出来立てが貰えるんだ。オムレツにしよーっと。


「すみません、オムレツ一つで、具材は…チーズと、ハムでお願いします!」


なんだかいやらしい目つきで、こちらを見るシェフ。なんだろう?

周囲を見渡しても、誰も居ない。私を見てる…?

そして出来上がったオムレツを乗せた皿を渡される。


ゾクッ!


い、いい、いま、、、、、この人、私の………胸触った!???!


怖くなってすぐにその場から離れた。



スイーツ見てる場合じゃない!