第11話
 さてと!!
 これでブレイブたちの怪我も無事に綺麗さっぱりなくなったことだし、これからどうしようかな。

 というのも、やはりブレイブたちには私が必要なのは間違いない。
 回復師がいないパーティは万が一の時危険だし、私より優秀な回復師、もとい聖者や聖女なんて簡単には見つからないからね。
 えっへん。

 ということで、ブレイブたちの手助けをするのは変更なし。
 ただし、見つからないようにひっそりこっそり影から助けることにしよう。
 うん。そうしよう。

「ふわぁ……なんだか色々やったからか、眠たくなってきちゃったなぁ……ぐぅ……」