「体調はどうだ?少しは落ち着いたか?」

愛莉咲に"待ってます。"と返信を終えたところで先生がやってきた。

「昨夜はお世話になりました!無事回復しました!完全復活です!」

そう言って笑って見せると「油断してるとベットから落ちるぞ」手元にある資料を見ながらそう言った。

「そんなにドジじゃないですぅ!!」
先生に近ずいて訴えかけるようにそう言った瞬間、グラッと傾いてバランスを崩した体が右側に倒れて行く。
あっ!と思った時にはもう遅い。



ーー私は先生の腕に包まれていた。