机上に置いていたスマホがブーブーと二回震えた。
LINEだ。
すぐに手に取って画面を確認する。
"りうーん!今日、希と加奈と一緒にお見舞い行ってもいいかな??
差出人は親友の愛莉咲だ。
愛莉咲とは小学校の頃からの幼なじみで、病気のことも大まかに伝えている。
けれど、余命のことはまだ伝えていない。
伝えるべきだろうか。
優しいあの子を傷つけてしまわないだろうか。
ーーあの時のように...。
"来てくれるの!? やったー!嬉しい!"
そう返信するとすぐに"十四時に行くね!"と返って来た。
久しぶりにみんなに会えるというのになぜか素直に嬉しいと思えていない自分がいた。
LINEだ。
すぐに手に取って画面を確認する。
"りうーん!今日、希と加奈と一緒にお見舞い行ってもいいかな??
差出人は親友の愛莉咲だ。
愛莉咲とは小学校の頃からの幼なじみで、病気のことも大まかに伝えている。
けれど、余命のことはまだ伝えていない。
伝えるべきだろうか。
優しいあの子を傷つけてしまわないだろうか。
ーーあの時のように...。
"来てくれるの!? やったー!嬉しい!"
そう返信するとすぐに"十四時に行くね!"と返って来た。
久しぶりにみんなに会えるというのになぜか素直に嬉しいと思えていない自分がいた。
