火に油を注ぐように
ママの好奇心を煽る お兄ちゃん達の手には
しっかりとお酒と書かれた缶が握られている
「 流星も翼くんも会ったの?!羨ましい〜!
ママも会いたい〜! 」
『 ア,アタシ オフロニデモ ハイッテコヨウカナァ 』
くるりと背を向けて廊下へと出る
「 あ、逃げた! 」なんて言葉を嘆かれても
絶対に振り向かないッ
振り向いたら大変なことになる
どうせ ママのことだから
「 今から電話してよ〜!
明日休みだし泊まってもらおうよ〜! 」
なんて言い出しかねない。
ブルルッ と身震いをして脱衣所へ入っていく
