星と月のセレナーデ






「 んじゃ、そろそろ帰りますか〜 」



一通り話し終わったのか
腕時計を確認したお兄ちゃんは
財布を取り出して お金を払う



「 お金、払います! 」

「 いーのいーの これからも星南と仲良くしてやって 」

「 そんなことして頂かなくても仲良くしますよ! 」



なんだか嬉しい

今までお兄ちゃんや翼くんをみて
紹介してよッ と言われることが多かったから

私を優先してくれる志帆の言葉に
ムフフ と ニヤける



「 なんだその顔 」

『 可愛いでしょ 』

「 う、うん。 」



横目で私のことを見ては
愛想笑いだけ浮べる翼くん

とりあえず 蹴っといた。