星と月のセレナーデ






『 なんで2人はこの高校に? 』



話を聞いていて単純に疑問になった。

志帆なんて頭もいいし
暴走族とは無縁そうなんだから
もっと他にいい高校あっただろう

友香は〜...うん。



「 なんでって...家から1番近いから 」

「 葵が行くって言ったから 」



あぁ、そうですか...



「 まぁ、この県じゃ 清澄って名前に
ブランディングがあるから。 」

『 ブランディング? 』

「 JKブランド的な感じ。ほら、東大出身!
って最高のブランディングじゃん?それと一緒 」

「 高校生にしては 地位も名誉もあって
全国と肩並べてるような暴走族様に
憧れるような人がこの世の中溢れかえってるってこと 」



呆れながらも皮肉を忘れない志帆は
本日も絶好調なんだなと確信する




『 なるほどね〜 最近の若い人は難しい 』

「 あんたもじゅうぶん若いよ 」