星と月のセレナーデ






そう伝えれば
「 へ、へぇ 」と情報量の多さが勝ち
処理しきれてないようなから返事が返ってくる



「 2人は?友達? 」



そんな姿を面白おかしく見ては
私の後ろに立ってる2人に微笑みかける



『 そう!志帆と友香! 』



コソコソ話してた2人に話を振れば
ペコリと慌ててお辞儀をしてた



「 立ち話もなんだから座って座って〜 」

『 カウンターがいいッ! 』

「 ボックス席もあるけど...? 」



私の後ろに立つ2人に気を使ったのか
ボックス席の方へと案内してくれるのを押し切り



『 いいよね?2人とも? 』



返答も聞かず強制的に2人の背中を押して
カウンターへと腰を落とす


左には志帆 右には友香
私は2人の間に挟まれて座った