星と月のセレナーデ








「 連絡してくれればいいのに〜 」と笑う
私達の会話を呆然と聞く2人は
頭に?を浮かべながら愛想笑いをする



「 話割って入ってしまい申し訳ないのですが
どう言ったご関係で...? 」



止まることない会話に痺れを切らし
言葉は麻里さんに向けて伝えているも
確実に目はこちらへ向いていて

私に訴えかけてくる



『 んー...なんて説明したらいい〜? 』

「 そうね〜、星南のお母さんの後輩かな? 」

『 ですッ! 』



麻里さん - Mari -
ママの後輩さんで、
一時期ママの会社でも働いてたんだんだ


合格祝いと引っ越し祝いの時に
私のお家に来てくれて

ケーキを作ってくれた張本人


そして昨日の夜まで
私の家で飲みまくってた1人