星と月のセレナーデ






『 あっ...えーっと 』



アハハ 乾いた笑いが響く



「 もーーーッ!なんで話聞いてないのッ!
だーかーらー!今日は早く帰るってこと! 」



足をバタバタとさせて地団駄を踏む友香を
まぁまぁ、と宥める志帆は若干引いていて

肩で息をする友香に代わりに
極端に話してくれた。



『 ほぅ!皆用事があるんだねッ 』



とは言っても、今日は金曜日

門限という門限はないけれど
雰囲気的に?
金曜日は遅く帰っても怒られない

だから今日は
長く一緒に居れると思ってたから
少しだけ残念な気持ちになった。