星と月のセレナーデ






「 星南よく来たな 」

『 ここ雅くんのおうちだったんだね?
界人のパパなんだ! 』

「 あぁ。 パパって柄じゃねぇけどな 」



小さく笑う雅くんはスタスタと歩いていってしまうので
その背中をついて行く



「 飯食ってけ 」

『 いいの!? 』

「 いつでも歓迎する 」



長い長い廊下を歩けば慣れ親しんだ景色が広がる

小さい頃から泊まりに来たりしていた
このお家は第2の私の実家だと思ってる



『 あ、ここに繋がってるんだ! 』



ここから先は行ったらダメと言われてきた
廊下を今私は歩いてたみたい

こんな感じなんだと後ろを振り返る



「 離れに繋がってっからな 」

『 でもなんで入ったらダメだったの?』

「 バカが移るから。 」



悪い顔をして笑う雅くんの言葉の意味を理解して
私もクスクスと笑う
後ろからは叫ぶ声が聞こえる気がしたけど

無視してみた。

錯覚かもしれないしね???