『 んッ... 』
少しまだダルい体で寝返りをしようと力を入れる
何故だかビクともしない体に
ゆっくりと瞑っていた目が開く
それでも真っ暗な視界が広がって
動かせそうな体の部位を見つけるように
モソモソと動かしてみれば
「 ...もう少し寝とけよ 」
少し掠れた声と共に
先程よりも強く抱き寄せられる身体にびっくりする
『 界人...? 』
「 ...んだよ 」
返事をするのもダルいと言ったような声が聞こえて
ズキズキと痛む頭と共にゆっくりと記憶が戻ってきて
また目頭が熱くなる
『 ごめ...んなさい 』
「 あ? 」
『 迷惑かけて...ごめんなさい... 』
息を吐くのが聞こえてモソモソと界人が起き上がった
私もそれに続くように
重くてダルい体を起き上がらせてその場へと座る
「 お前何に泣いてんの 」
長い長い沈黙を破ったのは界人で
私の涙を少し強引に親指で拭ってくれる
