星と月のセレナーデ






「 え、俺なんかまずいこと言った? 」

「 まずいというか...なんというか... 」



近くにいるはずの皆の声が少し遠くにいるような感覚に
胸が押しつぶされそう。


頭を下げさせてしまった。
迷惑をかけてしまってる。

その事で頭がいっぱいになる。


地位のある人間が下の人に頭を下げることに
どれだけの意味があるのか、どれだけの重さなのか

作り上げて守ってきたものを
ぽっと出の女のせいで壊されかかってること


解決策...

なにが最善?どうしたら事が大きくならない?
良い方法はない?
考えて、考えて、考えて、考えて。



『 あぁ...。どうしようも出来ないや...。 』



だって私はただの女子高生で
地位も無ければ 信用もない。
信頼をされてる訳でもない。

何を言っても、四神の皆には届かない。