星と月のセレナーデ






「 金元くんさぁ、よく清澄入れたね 」



辛辣な志帆の一言に
飲んでいた白ぶどうをブッと吹き出しそうになる

なんて答えるのかな?と返答を待てば
すごくいい顔をして



「 いや、俺もびっくりしてる 」

「 ごめん、聞いた私が馬鹿だった。 」



もうこれ以上、口を開かないで欲しいと
手のひらを見せて頭を抱える



『 なんか気分転換に甘いものでも食べたら? 』

「 ナイス提案〜!なに食べる〜? 」



勉強すると脳のエネルギーが減って
甘いものが食べたくなる。

みたいなことをテレビで見たから
この雰囲気的な問題もあるし息抜きの提案をしてみる

実際 私が食べたいんだけどねッ

メニューを開いて
隣に座る友香とどれを食べようかと相談する



「 俺 抹茶アイス〜 」

『 なに、玄も食べんの? 』

「 ダメかよ?! 」

『 べっつにー?じゃ〜私ティラミス〜! 』

「 私いちごパフェ! 」



食べたいものを決めた私たちを見て
呼び鈴を押してくれる聖

店内はそんなに忙しくないのか
直ぐにオーダーを受けに店員さんが来てくれた