星と月のセレナーデ






2人を気にすることなく
玄と友香は何かしらの話題で盛り上がってる



『 あの二人実は付き合ってたりしてね 』



ポロッと口から出た言葉にピシャッと空気が凍った



『 え? 』

「 え、いや、付き合ってはねぇと思う 」

『 なんで? 』

「 さっき隣歩いてた時会話聞いててそんな感じした 」



どんな会話してたんだろう?と心の中で疑問に思えば
「 どんな会話です〜? 」と以心伝心したかのように
友香が突っ込んだことを聞く



「 ん〜あ〜、なんつーか、
聖が一方的に話してる感じっつーの? 」

「 俺がなんだよ 」



ドリンクを3つ持ってテーブルへと置く聖の目線は
玄に向かっていて

蛇に睨まれた蛙とはこの事かと

静かになった玄を満足そうに見てはそそくさと席に座った



「 みんな早く 教科書とノート問題集だしなよ。 」



鞄から既に出し終えた志帆は
「 勉強、するんでしょ? 」と玄に圧をかけて
シャーペンを取り出した