星と月のセレナーデ






『 合宿の途中からかな?
二人で話してること多かったよね? 』

「 うんうん 星南と2人で聞いてみたけど
なーんも教えてくれなかったよね? 」

「 ふーん。 」



合宿の時の話をすれば
意味深に頷いてはニヤリと笑ってスマホを弄り始めて
スタスタと私たちの前へ歩いて行った



「 玄さん 何だったんだろうね? 」

『 さぁ? 』



頼むから余計なことはするんじゃないぞ。
そんな気持ちで玄の背中を見つめる

だって、絶対余計なことしそうじゃんこの人。

聖の隣を歩く玄に
シッシッと手を振る聖の顔は心底嫌そうで



『 わっかりやす〜... 』



声が漏れた。
慌てて口を抑え 友香の方を見れば
スマホを弄って「 かわいい〜! 」とインスタを眺める



「 あっ!そう言えばさ〜!
インスタの初投稿あの写真にしたんだね! 」



ピロリンと鳴ったスマホをみると
友香からのいいねが付いた通知だった

隣に居る友香は
「 その通知私のかも! 」とペロッと舌を出す

あざとい。