問1 「なんとなく人生の気だるさの様なものを感じる」とあるが、「鹿おどし」をみてそのように感じるのはどうしてか。



『 え...私は鹿おどしみても
別に気だるさなんて感じないんだけど 』



()の欄へとシャーペンを滑らせ答えを解いていく

次から次へと問題を解いていけば
クラスメイトたちも次第に終わってくる人達増える



「 はい、そろそろ終わったかな
じゃあ 問1の答えを天川さんから回答して言って 」



出席番号って本当に理不尽だよね?
1番前だからだいたい当てられるもん


ガタガタ と 椅子を押して立ち上がる



『 えーっと... 緊張と単純なリズムと
何事も起こらない徒労が繰り返されるから です 』

「 はい正解!次の人 問2 」



次の人から次の人へと答えては
少しばかりの解説が付け足されていく

その繰り返しをして今日の授業は終わった