星と月のセレナーデ






「 俺たちバイクできたの だから帰れません 」

「 飲酒運転ダメ絶対 」



うんうん と 頷きながら
片手に持ったチューハイを口元へと運び
「 くぅ〜〜〜 」と噛み締める



『 そう思うなら 未成年飲酒やめさせなよ 』



ここにいる人達の手元を見ると
描かれてるフルーツは違うけど同じものが握られていて

玄とバチリと視線が交わる



「 星南にはやらんぞ 」

『 いらんわ! 』



玄は自分の缶を後ろへと隠し
いそいそと飲み始める


そんな 隠さなくても
奪い取ってまで飲もうなんて思いません。

突っ込む気力さえもなんか奪われた気がする。

苦笑いを添えて 玄の肩にポンと手を置く

お互い意味もなく頷きあった