星と月のセレナーデ






ゴシゴシと体を洗えば
そこかしこに出来た擦り傷が滲みる

涙目になりながらも
泡だらけの私の身体を流して
先にお風呂へ浸かる



『 あっつ〜い 』

「 我慢 」



いつもよりスパルタな志帆が
湯の中へ入ってきては 私の目をしっかり見て



「 本当に心配した。 」

『 ごめんなさい 』

「 星南が向かった後ね 」



そう言ってポツリポツリと
私の居なかった時のことを話してくれる



「 さっちゃん 金元くん 聖くんに状況を伝えたの
友香と葵が居なくなったこと それを探しに行ったこと
その時に丁度月城さんたちグループも帰ってきて 」



うんうん ... うん?
突っ込みたい でも 今話してくれてる

いやでも気になる

上手いこと自分の興味を沈めて
うんうん と 再び相槌をうつ